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歯周病が認知症の原因になる?歯の役割と脳との関係について解説

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「食べる」「呼吸する」「話す」「表情をつくる」――私たちが日常的におこなっているこれらの動作は、歯を含む口腔環境が適切に機能していることで成り立っています。これらの動作を普段は意識することなくおこなっていますが、実際には口もとの筋肉や歯列、舌など複数の器官が精密に連動することで成立しており、きわめて複雑な働きに支えられています。

しかし、こうした一連の働きを支える「歯」の重要性を、日頃から強く意識している人は多くありません。歯は「噛む」以外にも、全身の健康と深く関わる役割をいくつも担っており、歯の状態が悪化すると口腔内だけでなく全身、さらには脳へも影響を及ぼし、認知症リスクの上昇につながる可能性も指摘されています。

そこで今回は、歯が果たす多様な役割や、歯の健康が全身や脳の健康とどのようにつながっているのかを解説するとともに、今日から始められる歯科ケアのポイントについても紹介します。

歯の役割

「食べる」ことはもちろん、呼吸をする、声を発する、口元で笑う、こうした日常の動作は、歯が存在してはじめてスムーズにおこなえるものです。まずは、私たちの生活を支える歯について見ていきましょう。

人の歯は、2歳半頃までに上下20本がそろう「乳歯」から始まり、その後、乳歯が抜けるとともに28本(親知らずを含めると最大32本)の「永久歯」へと生え変わります。よく知られている通り、永久歯は一度生えたら生涯使い続ける歯で、再び生え変わることはありません。この仕組みは「二生歯性」と呼ばれています。

歯は前歯・犬歯・臼歯(奥歯)の3つに分類され、それぞれに明確な役割があります。前歯は食べ物を噛み切るだけでなく、舌と連動して発声を助ける働きを担います。犬歯は顎の動きを導く力点となり、噛む動作を支えています。そして臼歯は食べ物をすりつぶしたり噛み砕いたりする歯で、噛み合わせの基盤となるほか、顎の筋肉や関節の動きを支える重要な存在です。 このように、歯は「食べる」ためだけの器官ではなく、口周りの運動全般を支える、生活に欠かせない役割を果たしています。

歯周病のメカニズム

歯周病は、歯周病の原因菌の感染によって歯ぐきに炎症が起こる、代表的な口腔の炎症性疾患です。まず、「歯ぐき」とは歯を支える歯肉や、その下にある歯槽骨など、歯の土台となる組織全体を指します。

歯と歯ぐきの間には「歯根膜」と呼ばれる厚さ0.2~0.3ミリほどの非常に薄い膜があります。歯根膜内の繊維が歯と歯槽骨をつなぎ、歯がしっかりと支えられることで、噛む・話すなどの機能が成り立っています。つまり、歯は下顎の骨から直接生えているのではなく、この歯根膜がクッションのような役割を果たしながら支えています。

ところが、歯磨きや口腔ケアが不十分で食べかすが残ると、そこに歯周病原菌が増殖し、歯ぐきに炎症を生じさせます。その結果、歯と歯ぐきの境目に「溝」ができ、炎症が進むにつれて溝はさらに深くなります。健康な歯ぐきではこの溝は2~3mm程度ですが、炎症が進行すると4mm以上の「歯周ポケット」となります。これが典型的な歯周病の状態です。

歯周病がさらに悪化すると、歯ぐきの歯根膜が破壊され、歯を支える繊維が減少します。そのまま放置すると歯がぐらつき、最終的には抜歯に至ることも珍しくありません。実際、歯周病は歯を失う主要な原因の一つで、多くの人がこの歯周病によって自分の歯を失っています。

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画像素材:PIXTA

歯周病がおよぼす健康リスク

歯周病が及ぼす影響は、歯や口腔内だけにとどまりません。歯周病は慢性的な炎症を伴う疾患であり、つまり体の中に常に細菌を抱えた状態が続いていることを意味します。

口の中で増殖した歯周病原菌や、その細菌が発する毒素は、歯ぐきの血管から体内へ入り込み、血流に乗って全身へと運ばれます。その結果、離れた臓器にも影響を及ぼし、さまざまな健康リスクを高める可能性が指摘されています。

これから紹介する病気のすべてが歯周病によって直接引き起こされるわけではありませんが、多くの研究により、歯周病がこれらの疾患に間接的に関与するリスクが高いことが報告されています。こうした背景から、歯周病は「口の中だけの問題」ではなく、全身の健康リスクを高める要因の一つです。

糖尿病と歯周病の関係

先述の通り、歯周病原菌は口腔内にとどまらず血流を介して全身へ広がり、さまざまな疾患と相互に影響し合うことがあります。その中でも特に密接な関係が指摘されているのが「糖尿病」です。

糖尿病とは、膵臓から分泌されるホルモン「インスリン」が不足したり、うまく作用しなくなることで、慢性的に血糖値が高くなる病気です。以前から、糖尿病になると細菌感染に対する抵抗力が下がり、歯周病が重症化しやすいことが知られていました。

しかし近年では、生活習慣の影響が大きい2型糖尿病において、「逆に歯周病が血糖コントロールを悪化させる」という双方向の関係が注目されています。歯周病の炎症が進むと、歯周病原菌に由来する炎症性物質が血液中に放出され、インスリンを受け取る受容体の反応性が低下することが報告されています。その結果、血糖値を調整する働きが弱まり、血糖コントロールが乱れやすくなると考えられています。

このように、糖尿病と歯周病は互いに悪影響を及ぼし合うため、どちらか一方だけを改善しようとしても十分な効果が得られにくいことがわかっています。

動脈硬化と歯周病

歯周病は糖尿病だけでなく、狭心症や心筋梗塞などの動脈硬化性疾患とも関係があることが、さまざまな研究から報告されています。

実際、歯周病のある人の血液では、動脈硬化のリスク指標のひとつである「CRP(C反応性たんぱく:炎症の度合いを示す数値)」が高くなる傾向が確認されています。CRPは体内で炎症が起こった際に増加する物質で、その数値が高いほど血管の炎症や動脈硬化リスクの上昇が疑われます。

このことから、歯周病で増殖した細菌が血流に乗って全身へ広がることで、血管に炎症を引き起こし、動脈硬化に関与している可能性が示唆されています。そのため、歯周病は血管の健康にも影響を及ぼす、見過ごせないリスク要因のひとつとしても考えられています。

歯周病が認知症リスクを高める

歯周病は全身の健康に影響を及ぼすだけでなく、認知症リスクを高める要因としても注目されています。実際、歯周病のある人は、歯周病のない人と比べて認知症の発症リスクが高まるとする報告もあります。

その背景には、いくつかのメカニズムが関係していると考えられています。まず、歯周病が進行して歯を失うと、咀嚼によって脳へ送られる刺激が減少し、脳の活動が低下しやすくなります。咀嚼は脳の血流を促し、刺激を与える重要な行動であるため、その低下は認知機能に影響を及ぼすと考えられています。

さらに近年では、歯周病原菌やその毒素が血管や神経の経路を通じて脳内へ移行し、アルツハイマー病の原因物質とされるアミロイドβやタウタンパク質と相互作用することで、脳の免疫細胞であるミクログリアを過剰に活性化させる可能性が指摘されています。ミクログリアが過度に反応すると、脳内で炎症が起こり、神経細胞へのダメージが進むと考えられています。

歯のケアが健康寿命を延ばす

ここまで、歯や口腔の健康が損なわれることで、全身のさまざまな疾患リスクが高まることを説明してきました。では逆に、歯を良好な状態に保つことは、どのように私たちの健康と結びついているのでしょうか。

ここからは、歯のケアが健康寿命の延伸につながる理由や、その背景にあるメカニズムについて紹介していきます。

歯の本数と健康状態の関係性

「食べること」は生命維持の中でも最も根源的な行為の一つです。食事は健康を支える基本であり、その食事を可能にしているのが「歯」です。

実際、残っている歯の本数(残存歯数)と栄養状態には強い相関関係があることわかっており、残存歯が多い人ほど栄養状態が良好であるケースが多く報告されています。その背景には、歯が少なくなるほど食事の負担が大きくなり、噛みにくさから柔らかいお菓子や麺類へ偏り、野菜・肉類など咀嚼を必要とする食品を避けやすくなるという食習慣の変化が、栄養バランスの乱れにつながると考えられています。

特に高齢者の場合、こうした偏った食事がフレイル(虚弱)の引き金になることも少なくありません。できるだけ多くの自分の歯を残し、しっかり噛んで食べられる口腔環境を維持することは、栄養状態の改善だけでなく、介護予防にも直結する重要な要素です。

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残っている歯の本数で認知症リスクが変わる

「咀嚼」という行為は、見た目以上に脳を活発に働かせる運動です。ある研究では、ものを噛むことで脳の記憶に関わる領域が活性化することが明らかになっています。特に、前歯よりも奥歯を使った咀嚼の方が、記憶領域の活性化が強いことがMRIを用いた研究で示されており、「よく噛むこと」は消化を助けるだけでなく、脳の働きを高めるうえでも重要だと考えられています。

そのため、可能な限り自分の歯を残してしっかり噛める状態を維持することは、認知症リスクの抑制に効果的であることがわかってきました。実際、歯を1本失うごとに認知症リスクが上昇するとする報告もあり、1本1本の歯が脳の刺激に大きく関わっていることが示唆されています。

歯と認知機能の関係は直感的には結びつきにくいかもしれません。しかし、脳は適切な刺激を受け続けることで健全な働きを保っています。咀嚼による刺激はその代表的な一つであり、歯を多く残すことが認知症予防の重要な課題となるのです。

「口腔機能低下症」という病気

歯を残すことが重要であるのと同じように、口腔機能そのものを維持することも、認知症予防や健康寿命の延伸に大きく関わると考えられています。

食べ物を歯で噛み切り、口の中で送り、しっかり咀嚼して飲み込む——これら一連の動作を、日常生活の中で当たり前のようにおこなっていますが、実は口周りの筋肉や舌、神経の精密な働きによって成立する「口腔機能」に支えられています。

近年、この口腔機能が低下する「口腔機能低下症」が増加しており、健康への影響が懸念されています。特徴的なのは、さまざまな身体機能が低下しやすい高齢者だけではなく、子どもにも増えている点で、年齢に関係なく起こりうるということです。

そもそも、噛む・飲み込む・舌を動かすといった口腔の運動機能は、生まれつき備わっているものではなく、成長の過程で獲得される後天的なスキルだとされています。そのため、使う機会が減ったり生活環境が変化すると、機能低下をきたしやすい側面があります。

口腔機能の低下は栄養状態や生活の質に影響するだけでなく、将来的な疾病リスクとも結びつくため、日頃からのケアがますます重要になっています。

オーラルフレイル予防が要介護予防に

口腔機能低下症を含む「オーラルフレイル(口腔の虚弱)」は、全身のフレイル(虚弱)の入り口となることが多く、口の健康を保つことは全身の健康維持に直結します。

フレイルとは、加齢などに伴って運動量や食事量が減少し、筋力・体力・体重などが低下した状態を指します。この状態を放置すると、転倒や病気への抵抗力の低下につながり、結果として要介護に至るケースも少なくありません。

フレイルを予防するには、適度な運動で筋力や体力を維持することが重要ですが、実は「口の健康を守ること」も不可欠です。噛む力や飲み込む力、舌や口周りの筋肉の機能が低下すると、食事がしづらくなることから栄養不足を招き、さらに全身のフレイルを促進してしまいます。

口は、食事や会話といった生活の中心的な機能を担うだけでなく、病気の入口にもなりやすい部位です。だからこそ、日頃から口腔の健康を守り、オーラルフレイルを予防することが、全身のフレイル予防や要介護予防にもつながるのです。

日々のケアで歯を守る

ここからは、歯を守るために日々できるケア方法について見ていきましょう。

歯は非常に繊細で、かつ高度な役割を担う器官です。だからこそ、口腔の健康を保つためには、毎日ていねいにケアをおこなう習慣が欠かせません。適切なセルフケアに加えて、歯科医院での定期的なチェックを組み合わせることで、歯の状態をより良く保つことが期待できます。

今ある歯は基本的に「一生もの」です。義歯などの代替手段はあるものの、自分の歯に勝るものはありません。これから紹介するケア方法を取り入れながら、大切な歯を長く守っていきましょう。

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正しい歯磨きが最重要

歯の健康を守るうえで、最も基本であり、最も重要なのが「歯磨き」です。「そんなことわかっている」と思うかもしれませんが、実はただ磨いているだけでは十分なケアになっていないことが多いのです。

実際、歯ブラシだけで歯の汚れを完全に落とすことは難しく、どれだけていねいに磨いても約20%は汚れが残るとされています。しかもこの数値は相当ていねいに磨いた場合であり、実際にはもっと磨き残しが発生しているのが現状です。

とはいえ、歯ブラシはセルフケアの基本であり、最も効果的な方法であることに変わりはありません。重要なのは、「ていねいに」「正しく」ブラッシングするかです。具体的に以下を意識しながら、ていねいにブラッシングしましょう。

  • 歯1本1本にブラシをきちんと当てる
  • 奥歯や歯が重なっている部分、前歯の裏側は鏡を使い、しっかり目で確認しながら磨く

また、歯と歯の間(歯間部)や、歯と歯ぐきの境目など細かい部分は、通常の歯ブラシだけでは十分に届きません。毛束が一つでヘッドが小さい「タフトブラシ」を使うと、こうした磨き残しやすい場所をしっかりケアできます。さらに、歯磨きの際にはフッ素配合の歯磨き剤を使うことで、歯の表面のエナメル質を修復する再石灰化が促され、虫歯予防により効果が期待できます。

歯磨きは毎日の習慣だからこそ、磨き方に癖が出やすく、同じ箇所をずっと磨き残すことにもつながります。全体を均一に、まんべんなく、ていねいに磨く意識を持つことが、歯の健康を長く守る第一歩です。

デンタルフロスの活用でより磨き残しを減らす

歯ブラシだけでは落としきれない汚れを取り除くために、デンタルフロスの併用はとても効果的です。特に奥歯は、歯と歯が接している面積が広く、ブラシの毛先が届きにくい構造になっているため、プラーク(歯垢)が残りやすく、虫歯や歯周病を起こしやすい部位でもあります。

こうした歯ブラシの限界を補うのがデンタルフロスです。まだ使ったことがない方は、ぜひ日々のケアに取り入れてみましょう。デンタルフロスには、糸巻きタイプやホルダータイプなどさまざまな種類があります。初心者の方には扱いやすいホルダータイプがおすすめです。歯と歯の間にフロスを通し、歯の側面に沿わせるように上下に動かして汚れを取り除きます。

また、歯の大きさや歯間の広さによって、適したフロスの太さは異なります。太すぎるものを無理に使うと歯や歯ぐきを傷つける原因になるため、まずは細めのタイプから始め、自分に合った太さを見つけるとよいでしょう。 フロス使用時の注意点としては、「無理に押し込まない」ことです。力任せに通すと歯ぐきを傷めることがあるため、やさしくていねいにおこなうことを心がけましょう。デンタルフロスを上手に取り入れることで、磨き残しを大幅に減らし、より健康な口腔環境を保つことができます。

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かかりつけの歯科医をつくる

これまでは自分でできるセルフケアを中心に紹介しましたが、歯の健康を守るうえで定期的な歯科受診は欠かせません。歯石除去や初期の治療、そしてプロの目によるチェックがあることで、見落としがちな変化に早めに気づくことができます。特に口腔内は自分の目だけでは確認できない部分が多く、放置すると取り返しのつかない事態につながることもあるため、専門家の定期的な診察が重要です。

理想的には3か月ごとの定期健診をおすすめしますが、まだ通いやすい歯科医院が決まっていない方は、この機会に「歯科のかかりつけ医」をつくりましょう。歯や口腔環境は日々変化し、噛み合わせの影響も受けやすいため、同じ医師が長期的に継続観察することで初めて気づける微細な変化もあります。

かかりつけ医を選ぶ際は、通いやすさだけでなく、ていねいに説明してくれて相談しやすい医師を選ぶことが大切です。特に歯は一度削ると元に戻らない処置が多いため、治療の必要性や選択肢を十分に説明してくれる歯科医かどうかが将来の口腔環境を左右します。長く信頼して付き合えるかかりつけの歯科医を持つことが、歯を守り、健康寿命を延ばす大きな一歩です。

まとめ

今回は、歯の健康が全身の健康リスクにどのように影響するのか、認知症との関連、そして日々のケア方法について紹介しました。さまざまな役割を担う歯を健やかに保つことは、全身および脳の健康の基盤となりうるとともに、結果として認知症リスクの抑制にもつながる可能性があります。

認知症対策として、口腔ケアとあわせて『認知症と向き合う365』の活用もおすすめです。このサービスでは、認知機能セルフチェックに加えて、MRI画像をAIが解析し、脳の状態をより把握しやすくなる「BrainSuite®」がセットになっているので、認知症の兆候や気になる変化に気づきやすくなります。さらに、認知症を専門とする医師をはじめ、看護師や心理士など専門スタッフに直接相談できるため、心強いサポートが受けられるので初めての認知症対策としてもおすすめです。

認知症は脳だけの問題ではなく、全身の健康状態や生活習慣が複雑に影響し合って発症すると考えられています。日頃の口腔ケアを含め、全身の健康を守りながら、『認知症と向き合う365』で定期的に脳の状態をチェックし、将来の健康に向けて備えていきましょう。


【参考文献(ウェブサイト)】

【参考文献(書籍)】

  • 秋下雅弘(2023). 目で見てわかる認知症の予防. 成美堂出版.
  • 水口俊介(2024). からだの衰えは「口」から 歯と健康の科学. 講談社.

この記事の監修者

佐藤俊彦 医師

佐藤俊彦 医師

福島県立医科大学卒業。日本医科大学付属第一病院、獨協医科大学病院、鷲谷病院での勤務を経て、1997年に「宇都宮セントラルクリニック」を開院。
最新の医療機器やAIをいち早く取り入れ、「画像診断」によるがんの超早期発見に注力、2003年には、栃木県内初のPET装置を導入し、県内初の会員制のメディカル倶楽部を創設。
新たに 2023年春には東京世田谷でも同様の画像診断センター「セントラルクリニック世田谷」を開院。
著書に『ステージ4でもあきらめない 代謝と栄養でがんに挑む』(幻冬舎)『一生病気にならない 免疫力のスイッチ』(PHP研究所)など多数。