脳の老化が早い人がよく使う言葉がある?具体的な事例と予防に効果的な習慣を解説
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すっかりお腹のお肉が落ちなくなってきた、肌にハリがなくてたるみが気になる、白髪が増えて老けて見える――。こういった加齢に伴う身体の変化は「老化」として目に見える形で私たちの前にあらわれます。そして、目に見える変化だからこそ、対策を取りやすく、スキンケアや運動など様々な方法が存在します。
しかし、「脳の老化」はどうでしょうか。脳は厚い頭蓋骨に覆われており、MRIやCTなどの専門的な検査をおこなわなければ直接見ることはできません。そのため、自分の脳の状態を見たことがないという人も多いでしょう。 ですが、脳も身体と同じように年齢とともに少しずつ衰えていきます。では、脳の老化にどうすれば気づくことができるのでしょうか。
本コラムでは、「脳の老化が早い人がよく使う言葉」という視点から、脳の老化による変化や、予防に役立つ習慣について解説していきます。
なぜ言葉づかいに脳の老化があらわれるのか
脳は、私たちが日々の生活を送るうえで欠かせない存在です。言語力・記憶力・判断力・計算力といった「認知機能」だけでなく、睡眠欲・食欲・性欲などの「生命機能」、さらに喜びや怒り、悲しみ、共感といった「感情機能」までも、すべて脳がコントロールしています。つまり、私たちの生活の多くは、脳の働きによって成り立っているのです。では、その脳が老いたとき、どの部分から衰えがはじまるのでしょうか。脳の中で最も早く老化がはじまると言われているのが「前頭葉」です。
「うれしい」「かなしい」「むかつく」「たのしい」――こうした感情は、前頭葉の働きによって生まれます。前頭葉はヒトが進化の過程で発達させてきた領域であり、感情や共感性、自発性、想像力、意欲など、「人間らしさ」を形づくる重要な役割を担っています。
しかし、老化により前頭葉の働きが衰えると、感情のコントロールが効かなくなる、共感力が低下するなどの変化があらわれます。そのまま脳の老化が進行すると、もの忘れや判断ミスが増えるなど、認知機能の低下へとつながり、最終的に認知症へつながる場合があります。
こうした脳の老化に早めに気づくために、注意しやすいのが「よく使う言葉」です。日常で無意識に使っている言葉には、その人の心の状態や脳の働きが反映されることがあります。例えば、脳の老化により感情機能が衰えると、感情表現が乏しくなったり、他者に寄り添う能力が衰え、思いやりに欠けた言葉が目立つようになることがあります。
こうした変化を見逃さず、早めに対策を取ることが脳の健康を守る第一歩になります。
脳の老化が早い人がよく使う言葉の特徴
ここからは、脳の老化が早い人がよく使う言葉の具体例を見ていきましょう。
言葉は、他者とのコミュニケーションのためだけでなく、自分の感情を整理したり、自己理解を深めたりするための大切なツールです。たとえネガティブな言葉であっても、「疲れたな」「よく頑張ったな」と言葉にすることで、自分の今の状態を認め、次の行動へと気持ちを切り替えるきっかけになることがあります。
しかし注意したいのは、「無意識に」「頻繁に」口にしている言葉です。無意識に出てくる言葉には、脳の老化、すなわち感情の柔軟性や記憶の働きが低下しているサインが隠れていることがあります。 普段何気なく言葉を使うなかで、次のような場面が増えていないか、一度振り返ってみることが大切です。

画像素材:PIXTA「あれ」「それ」などの指示語が増える
会話の中で、目の前にあるものを指してつい「あれ」「それ」と言ってしまうことは、誰にでもある自然なことです。しかし、こうした指示語を使う頻度が増えてきた場合には、脳の老化が始まっているサインかもしれません。
一時的に言葉や名称が思い出せないのは、老化に限らずストレスや疲労などでも起こりうる現象です。ただし、「あれ」と言ったあとに、なかなか具体的な言葉が思い出せない状態が続くようであれば注意が必要です。
これは単なるもの忘れではなく、一度覚えた知識や情報を呼び出す「想起力」、つまり記憶を取り出す機能が弱まっている可能性を示しています。想起力の低下は、会話中に言葉が出てこなくなったり、説明が曖昧になるといった変化としてあらわれます。
また、「あれ」「それ」といった指示語を使うことが習慣化すると、脳が言葉を思い出そうとする機会が減り、結果的に記憶力の低下を加速させる悪循環に陥ることもあります。
語彙が減る
「あれ」「それ」といった指示語が増えるのと同じように、使う言葉の種類が減ってきたと感じるときも、脳の老化のサインかもしれません。
「わかっているのに言葉が出てこない」「言いたいことがあるのに、うまく表現できない」といった場面は、疲労やストレス、睡眠不足などが原因で一時的に起こることがあります。しかし、以前よりも話の内容が単調になったり、語彙が明らかに減ってきた場合には注意が必要です。これは、脳の言語を司る前頭葉の働きが、加齢によって衰えはじめているサインである可能性があります。
こうした変化を放置すると、表現力やコミュニケーション力が低下し、会話そのものを避けるようになってしまうこともあります。「最近、同じ言葉ばかり使っているな」と感じたら、意識的に新しい言葉に触れる機会を増やしてみましょう。読書をしたり、ニュースを音読したり、人と会話を楽しんだりすることで、語彙力を鍛えると同時に脳の活性化にもつながります。
「くたびれた」「疲れた」などのネガティブな言葉や愚痴が増える
「くたびれた」「疲れた」といった言葉は、誰もが日常の中でつい口にしてしまうものです。仕事や家事、対人関係など、忙しない日々を過ごすなかで「やることが多くてくたびれた」「残業続きで疲れた」とこぼすこともあるでしょう。
しかし、明確な理由がないのにネガティブな言葉が増えてきたときは注意が必要です。脳の老化が進むと感情をコントロールする力が弱まり、物事を悲観的に捉えやすくなる傾向があります。さらに、こうした言葉を繰り返すことで脳が「疲れている」と認識し、実際に疲労感が増してしまうこともあります。
また、単なる愚痴のつもりでも、その背景には脳や心の変化が隠れている場合があります。一時的な疲労ではなく、脳や心身が慢性的に消耗しているサインの可能性があります。

画像素材:PIXTA同じ話を繰り返しする
会話の中で、つい同じ話を繰り返してしまうことは誰にでもあります。しかし、直前に話した内容を何度も繰り返したり、自分で繰り返していることに気づかない場合には注意が必要です。これは「短期記憶」と呼ばれる、ついさっきの出来事や情報を一時的に保持する機能が低下している可能性を示しています。
短期記憶の低下は、睡眠不足や強いストレス、心身の疲労などでも一時的に起こることがあります。しかし、短期間に何度も繰り返したり、周囲から「さっきも話していたよ」と指摘されることが増えてきた場合は、脳の老化が進んでいるサインかもしれません。こうした変化を放置すると、やがて思考力や判断力にも影響を及ぼす可能性があります。
脳の老化を抑えるためにできること
ここまで、見落としてはいけない脳の老化による変化を紹介してきました。では、脳の老化を少しでも抑えるために、私たちが日常生活の中でできることにはどんなものがあるのでしょうか。
脳の健康を保つうえで重要なのは、無理なく続けられる「習慣」を身につけることです。習慣は、今日明日ですぐに大きな変化をもたらすものではありませんが、毎日の積み重ねによって将来の脳の働きを守る大きな力になります。
そのポイントは、「楽しく続けられること」を選ぶことです。脳にとって楽しさは最高の栄養のひとつです。無理して続けることよりも、「これなら自然と続けられそう」「気分が前向きになる」と感じるものを探してみましょう。
アウトプットを増やして語彙力を鍛える
ハーバード大学の研究によると、語彙が豊かであるほど感情表現も豊かになることが明らかになっています。つまり、言葉を多く知ることは単に知識を増やすだけでなく、自分の感情を繊細に理解し、コントロールする力を高め、脳の老化の抑制にもつながります。
語彙力を鍛えるためには、新しい言葉を知る「インプット」ももちろん大切ですが、それ以上に重要なのが「アウトプット」です。なぜなら、実際に言葉を使って表現する場面にならなければ、自分がどの程度の語彙を持っているのかを自覚することが難しいためです。
特に、対面での会話では身振りや表情といったノンバーバル(非言語)な要素で意思疎通ができてしまうため、語彙を意識的に使う機会が減りがちです。そのため、語彙力を高めたい場合は、日記を書く・ブログを更新する・SNSに投稿するなど、意識的にアウトプットの場を増やすことが効果的です。また、手書きで文字を書くことは、変換機能に頼らず記憶を呼び起こす必要があるため、脳の活性化にも効果的です。
とはいえ、最も大切なのは継続できることです。スマートフォンのメモアプリでも、短いつぶやきでも構いません。無理のない範囲で日々アウトプットを積み重ねることが、語彙力を鍛え、脳を若々しく保つ秘訣です。
ゲームで楽しみながら刺激を与える
意外かもしれませんが、テレビゲームやスマートフォンのゲームも、脳を活性化させる手段の一つです。特に、ゲームは集中力や瞬発力、マルチタスク能力を必要とするため、脳をバランスよく刺激することができます。
また、ゲームが脳に良い理由のひとつは、「意欲」を引き出す点です。意欲は感情機能の中でも、老化の影響を受けやすい部分です。そのため、興味を持って続けられる活動は脳の若さを保つうえで非常に効果的です。また、ゲームでは指先をよく使うものが多く、指は脳の中でも多くのリソースが割かれている機能です。指先を動かすこと自体が、脳を活性化させ神経ネットワークの活性化にもつながります。
ゲームの種類は問いません。RPGやシューティング、音楽ゲームのほか、麻雀やチェス、将棋などもおすすめです。対面でおこなうゲームは、コミュニケーションの要素も加わるためよりポジティブな効果がありますが、オンラインでも脳への刺激は十分期待できます。
大切なのは、楽しめることです。難しすぎると続かず、簡単すぎると刺激が足りません。自分が興味を持てる、続けやすいゲームを選ぶことが、脳の健康を保つポイントです。

画像素材:PIXTAポジティブな言葉を意識的に使う工夫
私たちが口にする言葉は、思った以上に自分自身の感情や行動に影響を与えます。例えば、大変な仕事の後に「疲れた」と口にすると、実際の疲労感がより強く感じられることがあります。一方で、「よく頑張った」「あと少し頑張ろう」と言葉を変えるだけで、疲労感ではなく充実感が湧いてくることもあるのです。
この現象は、「フロリダ効果(プライミング効果の一種)」として知られています。人は言葉などの先行情報に影響されやすく、たとえ本来その気がなくても、言葉に引きずられて気持ちや行動が変わることがあるのです。
そのため、意識的に言葉をポジティブに変換するだけで、気持ちが切り替わり、身体や痛覚にも変化があらわれることがあります。さらに、こうした状態は次のアクションに移りやすくなり、意欲も湧きやすくなります。
意欲は、前述のとおり感情機能の中でも特に老化の影響を受けやすい領域です。だからこそ、日常的にポジティブな言葉を使い、自分の意欲を保つことは、脳の健康を守るうえで非常に効果的です。
食生活の改善で脳を健康に保つ
脳をよく使うことと同じくらい、身体の健康を整えることも脳の老化を防ぐうえで重要です。脳の働きは、身体の健康あってこそ最大限に発揮されます。そのため、日々の食生活の改善が、脳の健康維持にも直結するのです。
具体的には、一度の食事でできるだけ多くの食材をバランスよく摂ることがポイントです。主食であるごはんや麺類に加え、副菜や主菜、牛乳や乳製品など、さまざまな品目を組み合わせることで、身体のコンディションを整えることができます。
バランスの良い食事は、がんや循環器疾患、糖尿病などの生活習慣病のリスクを抑え、脳への負担も軽減してくれます。さらに、脳の健康に特に効果的とされるオメガ3脂肪酸(EPAやDHA)を多く含む魚や甲殻類を積極的に取り入れると、より脳の老化の抑制に期待できます。
また、食事を楽しむことも大切です。家族や友人と囲む食卓は、栄養面だけでなく脳にポジティブな刺激を与える機会になります。おいしい食事を楽しみながら、脳も身体も健康に保つ習慣を意識してみましょう。
運動で脳を活性化
運動は全身の血流を促進し、脳の活性化につながる習慣です。また、ストレス解消にも効果的で、ストレスによって鈍りやすい脳の働きを保つうえでも重要な役割を果たします。
特に、運動をおこなうと筋肉から「マイオカイン」と呼ばれる物質が分泌されます。その中には、筋由来の「脳由来神経栄養因子(BDNF:Brain-derived neurotrophic factor)」が含まれているとされています。BDNFには脳の神経細胞を活性化させる働きが報告されており、運動によって脳内BDNFが増える場合があることから、 記憶力や学習能力といった認知機能に関与する可能性が示唆されています。
運動の種類は何でも構いません。ダンスやサイクリング、ジムでのトレーニングなど、自分が楽しめて継続しやすいものを選ぶことがポイントです。ドイツのハンブルク大学の研究によれば、運動は6週間続けることで習慣化しやすいとされています。まずは6週間の継続を目標にしましょう。
時間や余裕がない方には、ウォーキングがおすすめです。ウォーキングはケガのリスクが少なく、安全に取り組めます。特に、1日あたり約8,000歩を目標に歩くことで、運動による健康効果を十分に得られるとされています。少しずつ歩数を増やし、無理なく運動習慣を身につけていきましょう。
良質な睡眠で脳をメンテナンス
睡眠は、まさに脳のメンテナンスの時間です。睡眠中でも脳は完全に休むことはなく、日中に得た情報の整理や記憶の定着、不要な情報の削除や老廃物の排出などをおこなっています。この一連のプロセスを毎日繰り返すことで、脳の働きが維持されています。
良質な睡眠とは、これらのプロセスが滞りなく行われている状態を指します。一方で、慢性的な睡眠不足が続くと、単なる寝不足にとどまらず、うつ状態や高血圧、心疾患などのリスク上昇に加え、認知機能の低下や脳の老化を早める要因にもなります。
そのため、脳の老化を抑え、心身全体の健康を保つためにも、睡眠の「質」と「リズム」の両方を意識することが大切です。必要な睡眠時間は個人差がありますが、目安として1日7時間程度の睡眠を確保できるよう意識しましょう。
なお、週末などにまとめて寝る「寝だめ」では、脳の回復や健康への効果は十分ではないことが科学的に示されています。毎日できるだけ一定の睡眠時間を確保することが、睡眠のリズムを整え、脳の健康を守るカギです。

画像素材:PIXTA新しいことに挑戦して意欲を保つ
新しい友達ができたときや、新しい職場に赴任したときなどに、浮き立つような気持ちを経験したことがある人は多いのではないでしょうか。実は、脳の働きとしても新しい刺激を受けると「報酬」を得たときのように感じ、ドーパミンが分泌されて脳が活性化しやすくなることが知られています。
一方で、慣れた環境では脳が刺激を感じにくくなり、脳があまり活性化されなくなる傾向があります。そのため、新しいことに挑戦することは、意欲を引き出し、脳の老化を防ぐうえでも重要な要素となります。
ただし、「新しいこと」といっても、大きな目標や難しい課題に取り組む必要はありません。むしろ、段階を飛ばした過度な刺激やチャレンジは、かえって脳を疲弊させることもあるため、健康維持を目的にする場合には、半歩先の小さな挑戦で十分に脳に刺激を与えられます。
例えば、音楽が好きな人はコンサート情報を調べてみる、韓国ドラマが好きな人は韓国語の本を手に取ってみるなど、自分の興味に沿った新しい行動を少しだけ加えてみましょう。日常生活の中で、小さな新しいことを少しずつ取り入れることが脳の活性化と意欲維持につながります。
『認知症と向き合う365』の活用
脳の老化を抑え、健康を維持するためには、定期的に自分の脳の状態をチェックすることが大切です。早めに変化に気づき、適切な対応を取ることで、脳の老化の進行を緩やかにすることが期待できます。
そのための方法としておすすめなのが、『認知症と向き合う365』です。このサービスでは、認知機能のセルフチェックに加え、MRI画像のAI解析ツール「BrainSuite®」を活用することで、自分の脳の状態をより詳細に確認することができます。こうしたチェックを定期的におこなうことで、認知症の兆候をはじめとした重要な変化に気づきやすくなります。
さらに、医師や看護師などの専門スタッフに直接相談できるサポート体制があるため、悩みや不安があるときも安心です。セルフチェック・画像解析・専門相談を組み合わせることで、より効果的に脳の健康維持に取り組むことができます。
まとめ
今回は、脳の老化が早い人がよく使う言葉の特徴と、脳の老化を抑えるために効果的な習慣をご紹介しました。
老化は誰にとっても避けられないものですが、心や脳の働きをできるだけ良い状態で保つことは、生活の質(QOL)の向上につながります。近年の研究では、脳は何歳になっても成長し続けることが明らかになっています。だからこそ、日々脳を使い、老化を抑制する習慣はこれからの人生における大きな投資になります。
今日から少しずつ取り入れる小さな習慣が、将来の脳の健康を支える資産になります。まずは自分の変化に気づける体制を作り、脳に良い習慣をはじめてみましょう。
- 画像素材:PIXTA
【参考文献(ウェブサイト)】
- 厚生労働省(n.d.) 睡眠とストレスの関係. [オンライン]. 2025年11月5日アクセス,
https://www.bosei-navi.mhlw.go.jp/health/column-7.html - 厚生労働省(n.d.) オメガ3脂肪酸について知っておくべき7つのこと. [オンライン]. 2025年11月5日アクセス,
https://www.ejim.mhlw.go.jp/pro/communication/c03/05.html - 農林水産省(n.d.). 栄養バランスに配慮した食生活にはどんないいことがあるの?. [オンライン]. 2025年11月5日アクセス,
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【参考文献(電子ジャーナル)】
- 絹川慎太郎(2022). 脳由来神経栄養因子(BDNF)は骨格筋機能制御および運動能力に重要な役割を果たしている. 日本循環器学会学術集会, 79, 81-85.
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjcsc/24/1/24_81/_pdf
【参考文献(書籍)】
- 朝田隆(2023). 認知症グレーゾーンからUターンした人がやっていること. アスコム.
- 旭俊臣(2022). 早期発見+早期ケアで怖くない隠れ認知症. 幻冬舎.
- 加藤俊則(2021). ビジュアル図解 脳のしくみがわかる本. メイツ出版.
- 堀田秀吾(2025). 科学的に証明されたすごい習慣大百科. SBクリエイティブ.
- 和田秀樹(2022). 医者が教える50代からはじめる老いない人の「脳の習慣」. ディスカヴァー携書.
この記事の監修者
佐藤俊彦 医師
福島県立医科大学卒業。日本医科大学付属第一病院、獨協医科大学病院、鷲谷病院での勤務を経て、1997年に「宇都宮セントラルクリニック」を開院。
最新の医療機器やAIをいち早く取り入れ、「画像診断」によるがんの超早期発見に注力、2003年には、栃木県内初のPET装置を導入し、県内初の会員制のメディカル倶楽部を創設。
新たに 2023年春には東京世田谷でも同様の画像診断センター「セントラルクリニック世田谷」を開院。
著書に『ステージ4でもあきらめない 代謝と栄養でがんに挑む』(幻冬舎)『一生病気にならない 免疫力のスイッチ』(PHP研究所)など多数。
