アルツハイマー病の前兆とは?初期症状やなりやすい人の特徴について解説

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アルツハイマー病は、日本で最も多い認知症の原因疾患です。そのため、多くの方がその名前を耳にしたことがあるのではないでしょうか。
この病気の最大のリスクは加齢とされており、高齢になれば誰でも発症する可能性があります。そのため、アルツハイマー病について正しい知識を持つことは将来の脳の健康を守る上でとても大切です。
今回の記事では、アルツハイマー病の基本的な情報とともに、発症前に見られる前兆や、予防・早期発見のためにできることについてわかりやすく解説していきます。
アルツハイマー病とは
アルツハイマー病は、アミロイドβやタウたんぱくなどの、本来は排出されるはずの異常なたんぱく質が脳内に過剰に蓄積し、神経細胞を死滅させていくことで発症する進行性の神経疾患です。その結果、記憶力や判断力などの認知機能が徐々に低下していきます。
アルツハイマー病は、日本における認知症の原因疾患の中で最も多く、認知症全体の約70%を占めています。ここで注意したいのは、「認知症」という言葉は特定の病名ではなく、「認知機能の低下により日常生活や社会生活に支障をきたす状態」を指す総称であるという点です。アルツハイマー病が進行し、認知症の状態に至ったとき、「アルツハイマー型認知症」と診断されます。
アルツハイマー型認知症は、診断からおよそ3~4年で中等度まで症状が進行し、着替えや歯磨きなど、基本的な日常動作でも周囲の介助やサポートが必要になることがあります。さらに重度まで進行すると、家族の顔を見分けることや発言することが困難になり、歩行や座位を保つことも難しくなるため、寝たきりになるケースも少なくありません。
一般的に65歳以上から発症率が高まり、高齢になるほど有病率も上がります。一方で、18〜64歳の比較的若い世代で発症する「若年性アルツハイマー病」もあり、まれに20代で発症した例も報告されています。
アルツハイマー病の前兆を早期に発見することの重要性
アルツハイマー病は、発症するおよそ20年前から脳の変化が始まっていると考えられています。そのため、発症する前段階で「前兆」に気づくことは、将来の生活の質(QOL)を守るために非常に重要です。
発症前に前兆を早期発見できれば、発症そのものを防げる可能性や、アルツハイマー型認知症への進行を遅らせられる可能性があります。また、適切な投薬やリハビリによって、自立して生活できる期間を延ばすことにもつながります。
さらに、早い段階で状況を把握しておくことで、家族や周囲の負担を軽くし、必要な準備や介護への対応を前もって始めることができます。このようにアルツハイマー病を前兆の段階で早期発見することには、本人と家族双方にさまざまなメリットがあります。
アルツハイマー病の前兆に見られる変化
アルツハイマー病の前兆に見られる変化は、加齢による自然な老化と似ているため、見分けが難しいことがあります。その中でひとつの目安になるのが、「その人らしくない行動やふるまいが増えたかどうか」です。
些細な違和感でも、加齢だけでは説明できないアルツハイマー病の前兆の可能性があります。見過ごさず、注意深く観察することが大切です。ここからは、実際によく見られるアルツハイマー病の前兆について紹介していきます。
アルツハイマーの前兆①最近の出来事を思い出せない
アルツハイマー病の前兆として代表的なのが、「ついさっきのこと」を繰り返し忘れてしまうことです。
たとえば、「家を出た直後にガスを締めたか不安になる」「ついさっき話したことを繰り返す」といったことがよく見られます。また、初期のアルツハイマー病ではエピソード記憶(一連の出来事の記憶)が特に影響を受けやすく、「昨日のお昼ご飯が思い出せない」「さっき家の近くを大型トラックが通ったことを思い出せない」といった、つい最近の出来事が思い出しにくくなることが特徴です。
こうしたもの忘れの頻度が少しずつ増え、改善の兆しが見られない場合は注意が必要です。日常生活に支障が出てきている場合には、一度専門機関で相談してみると安心です。

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アルツハイマーの前兆②慣れ親しんだ道に迷う
アルツハイマー病の前兆のひとつとして、普段よく通っているスーパーや長年通っている病院など、慣れ親しんだ場所で迷ってしまうことがあります。
これは「見当識」と呼ばれる、時間・場所・人物を正しく認識・理解する脳の働きが衰えることで起こりやすい変化です。慣れた場所で迷うことが増えると外出への不安が強まり、活動量が減るなど、生活にも影響が出るようになります。
アルツハイマーの前兆③適切な言葉が出てこない
聴覚や発声の機能に問題がないのに、会話の中で言葉が出にくくなることがあります。たとえば、自分の気持ちを伝えたいのに適切な言葉が浮かばず、「あれ」「それ」といった指示語ばかり使うようになるケースです。
また、以前は書けていた漢字が書けなくなるなどの変化が見られるケースも多くあります。単なる言い間違いや書き間違いと異なり、こうした状態が続く場合は、加齢によるもの忘れとは異なるため、注意が必要です。
アルツハイマーの前兆④機械の操作にまごつく
アルツハイマー病の前兆に、以前はスムーズに使えていた機械の操作に戸惑うことがあります。
たとえば、ATMや洗濯機の操作に時間がかかるようになったり、スマートフォンやテレビのリモコンをうまく使えなくなることがあります。 これらの操作は、機械の用途を理解し、手順を順序立てて実行することで成り立っています。認知機能が低下すると、その流れの一部や全体を忘れてしまい、操作に迷いやすくなります。
こうした変化は本人よりも周囲の人が先に気づくことも多いため、身近な人が異変に早く気づいてあげることが大切です。
アルツハイマーの前兆⑤簡単な計算ができない
アルツハイマー病の前兆のひとつに、簡単な計算が難しくなることがあります。たとえば、買い物で合計金額を正しく計算できずに紙幣ばかりを出してしまったり、財布の中の残額を合計できないといった場面です。 計算は単なる数字の処理ではなく、理解力や注意力、記憶力など複数の認知機能を必要とします。
そのため、計算力の低下は、認知機能全体に変化が起きているサインになり得ます。
アルツハイマーの前兆⑥段取りや準備に失敗する
アルツハイマー病の前兆として、段取りや準備がうまくいかなくなることがあります。
たとえば、料理中に手順を誤って味付けを忘れる、会議や外出に必要な持ち物をそろえられないといったケースです。これは「遂行機能」と呼ばれる、計画を立てて実行する能力の低下によって生じます。
アルツハイマー病の初期からあらわれることが多く、前兆として早めに気づいておきたい変化のひとつです。
アルツハイマー病になりやすい人の特徴
ここからは、アルツハイマー病になりやすい人の特徴について見ていきましょう。
これまで紹介した前兆に加えて、以下の特徴を持つ方は発症リスクが高まると考えられています。
もちろん、ひとつ当てはまったからといって必ず発症するわけではありません。ただし、複数に該当する場合は、生活習慣を見直したり健康チェックを受けたりする良いきっかけになります。
老齢化
アルツハイマー病の最大の発症要因は「老齢化」です。これは、アルツハイマー病の発症に関係するとされる異常なたんぱく質の蓄積が、加齢による脳の代謝機能の低下によって進むと考えられているためです。
また、高齢になると筋力や体力が低下し、フレイル(虚弱状態)になりやすくなります。フレイルによって活動量が減ることも、アルツハイマー病の発症リスクを高める要因のひとつと考えられています。
生活習慣病
糖尿病や高血圧、脂質異常症などの生活習慣病は、アルツハイマー病をはじめとする認知症の発症リスクを高めることが知られています。特に糖尿病の影響は大きく、糖尿病の人はそうでない人に比べて、2倍以上アルツハイマー病を発症しやすいといわれています。
血糖値や血圧、脂質の管理は、生活習慣病の予防だけでなく、アルツハイマー病のリスク低下にもつながります。
睡眠時間の乱れ
睡眠は脳の老廃物を排出し、記憶を整理するために欠かせません。そのため、睡眠時間が極端に短い場合や長すぎる場合には、アルツハイマー病の発症リスクが高まることがわかっています。
研究によると、1日の睡眠時間が5〜7時間の人を基準にした場合、5時間以下の人は発症リスクが約2.6倍、10時間以上の人は約2.2倍に高まるとされています。特に長時間睡眠の場合は、フレイル(虚弱体質)やうつ症状など、別の不調が隠れていることも少なくありません。「よく寝ているから安心」とは限らず、自分に合った睡眠リズムを整えることが大切です。

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運動不足
運動は心身の健康を支えるだけでなく、認知機能の維持にも大きく貢献します。特に、運動によって筋肉から分泌される「マイオカイン」という物質が、脳の健康維持に役立つとされています。
高齢になっても筋力を維持している人は、筋力が低い人に比べてアルツハイマー病の発症リスクが約61%低いとされる研究データもあります。逆に、筋肉量が少なく脂肪が多い「サルコペニア肥満」の人では、発症リスクが6倍以上高まることが報告されています。
このことから、日常的な運動で筋力を維持することが、将来のアルツハイマー病予防につながります。
社会的な孤立
意外に思われるかもしれませんが、社会的に孤立していることも、アルツハイマー病の発症リスクを高める要因とされています。研究によると、独り暮らしや日常的に人と接する機会が少ない人ほど、発症率が高くなることが示されています。
会話や共同作業は脳に刺激を与え、認知機能の維持につながります。地域の集まりや趣味を通じた人とのつながりは、アルツハイマー病予防に効果的な生活習慣のひとつです。
アルツハイマー病を早期発見するには?
アルツハイマー病は、脳に異常なたんぱく質が蓄積し、長い時間をかけて少しずつ進行する病気です。症状が進んで日常生活に支障をきたす段階になると「アルツハイマー型認知症」と診断されますが、その前段階で変化に気づくことが大切です。
しかし、前兆の段階では、年相応の老化との区別が難しく、本人や家族だけで判断するのは難しいことがあります。そこで、認知機能のチェックや脳の画像検査を活用することで、脳の変化を客観的に把握でき、アルツハイマー病の早期発見につなげることができます。
ここからは、アルツハイマー病を早期に見つけるために有効な3つのアプローチを紹介します。
認知機能セルフチェックの定期的な利用
記憶力・言語力・計算力といった認知機能は、脳の健康状態を知るバロメーターのひとつです。そのため、認知機能のチェックを受けることは、自分の脳の状態を把握するうえで役立ちます。
最近では、オンラインや電話で手軽に受けられるサービスが増えており、忙しい方でも取り組みやすくなっています。定期的にチェックすることで、普段は気づきにくい脳の変化も早めにとらえやすくなります。
ただし、認知機能のセルフチェックはあくまで目安であり、アルツハイマー病を診断するものではありません。結果が思わしくない場合や、認知機能以外に不安がある場合には、早めに専門機関に相談することをおすすめします。
『認知症と向き合う365』の活用
『認知症と向き合う365』は、アルツハイマー型認知症をはじめとした認知症の前兆を早期にとらえることを目的としたサービスです。このサービスでは、日常では気づきにくい変化も早めに発見できるよう、次の内容が用意されています。
- オンラインや電話で定期的に受けられる認知機能セルフチェック
- AIによるMRI画像解析「BrainSuite®」による脳の状態の可視化
ただし、認知症ドックを実施している医療機関はまだ限られていて、保険がきかず費用が高くなることも多いため、受診ハードルが高めなのが現状です。それでも、一度の検査で脳の健康状態をまとめてチェックできるので、、興味がある方は受診の検討をおすすめします。
認知症ドックの受診
認知症ドックは、アルツハイマー病を含む認知症や、その前段階とされる軽度認知障害(MCI)の可能性を、さまざまな角度からチェックできる検査プログラムです。
認知症ドックでは、認知機能を調べる神経心理検査のほか、MRIやCTといった画像検査、血液検査など、複数の検査が組み合わされており、脳の状態をより詳しく把握できるのが特徴です。
ただし、実施している医療機関がまだ限られていることや、保険適用外で費用が高額になるケースが多いため、受診のハードルが高いのがネックです。しかし、一度の検査で脳の健康状態を総合的にチェックできるので、興味がある方は受診の検討をおすすめします。
脳PET検査の受診
脳の健康状態を調べる方法のひとつに、PET検査があります。特別な薬剤を用いて脳の代謝を画像化する検査で、利用する薬剤や目的に応じて、アミロイドPET検査やFDG-PET検査など、いくつかの種類があります。
この検査は精度が非常に高く、脳の代謝機能のわずかな変化を捉えることで、アルツハイマー病の前兆を早期に見つけることが可能とされています。さらに、前述のCT検査やMRI検査に、このPET検査を組み合わせることで、脳の状態をより詳細に把握できるという利点もあります。複数の検査を組み合わせることで、診断の精度を一層高められるのです。
一方で、現時点ではPET検査を受けられる医療機関は限られており、費用も高額であるため、受診のハードルが高いのが実情です。それでも、アルツハイマー病を早期に発見し、適切な対応につなげるために、PET検査は非常に有意義な選択肢のひとつです。
アルツハイマー病の予防方法について
ここからは、アルツハイマー病の予防方法について紹介します。
アルツハイマー病は、加齢による脳の変化だけでなく、生活習慣や環境の影響でもリスクが高まることがわかっています。つまり、普段の過ごし方を少し見直すだけでも、発症のリスクを下げたり、進行を遅らせたりすることが期待できます。
予防の基本は、脳の健康を意識した生活習慣です。とくに食事・運動・睡眠といった基盤を整えることに加え、趣味や人とのつながりを保つことが、脳への刺激となりアルツハイマー病の予防につながります。
大切なのは、無理な特別対策をするのではなく、日常の中でできる取り組みを積み重ねていくことです。毎日の習慣が将来の認知機能を守る力になります。
アルツハイマーの予防方法①栄養バランスの良い食生活
脳の健康を守るには、毎日の食事がとても大事です。忙しいとつい簡単に済ませてしまいがちですが、できるだけ栄養バランスの良い食事を意識することが、アルツハイマー病の予防につながります。
必要な栄養や量は年齢や生活習慣で変わりますが、野菜や果物、魚、豆類、ナッツなどをバランスよく食べることが、脳の健康にはとても大切です。特に、地中海食と呼ばれる食事スタイルは、アルツハイマー病の発症リスクを下げる可能性があるとする研究もあります。
まずは自分の食生活を振り返って、改善できそうなことを少しずつ取り入れていくことが、アルツハイマー病予防の第一歩になります。

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アルツハイマーの予防方法②適度な運動
適度な運動は、体力を保ったりストレスを解消したりするだけでなく、アルツハイマー病の予防にも役立つとされています。筋力を維持することは、転倒やケガを防ぐだけでなく、フレイル(虚弱状態)を防ぎ、身体機能の低下による脳への悪影響を減らすことにもつながります。
運動習慣がない場合は、無理のない範囲から始めてみましょう。たとえば、1回20~30分の散歩を週3回おこなうだけでも十分に効果が期待できます。関節や足腰に不安がある方には、水中ウォーキングなどの水中運動もおすすめです。
また、新しい運動に挑戦することも脳への刺激になります。ヨガやダンス、自転車など、自分の興味に合った活動を選ぶことで、楽しみながら続けやすく、脳と体の両方の健康につながります。
アルツハイマーの予防方法③良質な睡眠
良質な睡眠は、脳の老廃物を排出するために欠かせません。特に、アルツハイマー病の発症に関わると考えられているアミロイドβやタウたんぱくなどの異常たんぱく質は、睡眠中に排出されると考えられています。そのため、適切な睡眠時間を確保し、睡眠の質を高めることは、アルツハイマー病の予防にもつながります。
良質な睡眠を得るためには、自分に合った生活リズムを整えることが重要です。就寝・起床の時間を一定に保つ、寝る前のスマートフォン使用を控える、寝室環境を快適にするなど、小さな工夫の積み重ねが睡眠の質を高め、脳の健康にもつながります。
アルツハイマーの予防方法④趣味や興味を大切にして脳を活性化させる
趣味や興味を持ち続けることは、意欲を高め、脳を活性化させる大切な要素です。意欲があると新しい情報や体験を取り入れようとするため、神経回路が刺激され、認知機能の維持にもつながります。
これまでの趣味を楽しむのはもちろん、新しいことに挑戦するのも効果的です。「年甲斐にないかも」と感じるようなことでも、脳にとっては新しい挑戦が強い刺激になります。
好きなことを続けたり、新しい分野にチャレンジしたりすることで、楽しみながら脳を活性化でき、心身の健康を保つことにつながります。結果的に、アルツハイマー病の予防にも役立ちます。
アルツハイマーの予防方法⑤社会的つながりを大切にする
人とのかかわりは、脳にとって大切な刺激となります。会話や共同作業は神経回路を活性化させ、認知機能の維持にも効果的です。そのため、社会的なつながりを意識して維持することは、アルツハイマー病の予防にもつながります。
特に高齢になると、人との関わりが狭くなりがちなため、意識的に自分のコミュニティを広げていくことが大切です。地域のサークルや習い事など、興味のある活動から気軽に始めてみましょう。無料体験が用意されているものも多く、新しいことを試すきっかけになります。

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まとめ
今回は、アルツハイマー病の基本情報と発症前に見られる前兆、そして予防につながる取り組みについて紹介しました。
アルツハイマー病は、加齢とともに誰にでも起こり得る病気です。しかし、早期発見や日々の生活習慣の改善によって、発症リスクを抑えることや、進行を遅らせられる可能性があります。
大切なのは、特別なことをするのではなく、毎日の小さな習慣を積み重ねることです。その積み重ねが、将来の安心につながります。
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【参考文献(ウェブサイト)】
- 厚生労働省(n.d.). 軽度認知障害. [オンライン]. 2025年9月12日アクセス, https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/kaigo_koureisha/ninchi/kibou_00007.html
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【参考文献(書籍)】
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- 朝田隆(2023). 認知症グレーゾーンからUターンした人がやっていること. アスコム.
- 旭俊臣(2022). 早期発見+早期ケアで怖くない隠れ認知症. 幻冬舎.
- 北原逸美/ながさき一生(2025). 認知症の教科書増補改訂版. ニュートン.
- 長尾和宏(2023). コロナと認知症~進行を止めるために今日からできること~. ブックマン.
この記事の監修者

佐藤俊彦 医師
福島県立医科大学卒業。日本医科大学付属第一病院、獨協医科大学病院、鷲谷病院での勤務を経て、1997年に「宇都宮セントラルクリニック」を開院。
最新の医療機器やAIをいち早く取り入れ、「画像診断」によるがんの超早期発見に注力、2003年には、栃木県内初のPET装置を導入し、県内初の会員制のメディカル倶楽部を創設。
新たに 2023年春には東京世田谷でも同様の画像診断センター「セントラルクリニック世田谷」を開院。
著書に『ステージ4でもあきらめない 代謝と栄養でがんに挑む』(幻冬舎)『一生病気にならない 免疫力のスイッチ』(PHP研究所)など多数。