記憶障害とは?原因や症状、認知症との違いについても解説
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「新しいことを覚えにくい」「やろうと思っていたことをすぐ忘れてしまう」といったことは、誰にでも起こり得るものです。その背景には、体調不良や加齢などにより脳の記憶機能が十分に働かなくなっていることが関係している場合があります。
多くの場合は加齢や疲労・ストレスなどによる一時的な変化であり、必ずしも治療が必要な記憶障害に至るわけではありません。とはいえ、なかには脳の疾患や認知症の初期症状が隠れているケースもあります。これらのサインを見逃すと、将来的に深刻な病気へと進行する恐れがあります。
そこで今回は、「記憶障害」について、主な症状や原因、予防のためにできることをわかりやすく解説します。
記憶とは何か
では、そもそも「記憶」とはどのような働きなのでしょうか。日常的に使う言葉ですが、記憶とは単に「覚える」だけではなく、
- 新しい情報を覚える(記銘)
- 一定期間保持する(貯蔵)
- 必要なときに思い出す(想起)
という一連の流れを指します。この3つの過程が正しく働いてはじめて、「覚える」「思い出す」といった記憶の機能が成立します。
記憶の中心的な役割を担っているのが、脳の「海馬」です。私たちが五感(視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚)を通じて受け取った情報は、まず海馬に集められます。海馬はそれらを整理し、ひとつの情報としてまとめます。
その後、海馬が重要と判断した情報は、側頭葉などの大脳皮質に送られ、長期的な記憶として定着します。一方で、重要性が低い情報は、一定期間を過ぎると自然に消去されるといわれています。
簡単に言えば、海馬は「情報の一時的な保管庫」、大脳皮質は「長期的な保管庫」として機能しているのです。
記憶の種類
記憶には必要に応じて長期的に保持されるものもあれば、自然に忘れられていくものもあります。では、その「残る記憶」と「忘れる記憶」の違いとは何でしょうか。
記憶は大きく「短期記憶」と「長期記憶」に分けられます。短期記憶は数秒から数日程度しか保持されず、その後は消去されやすい記憶です。一方、長期記憶は数か月から数十年にわたって保持されるのが特徴です。
さらに長期記憶は、具体的な体験を記録する「エピソード記憶」、知識や意味を蓄える「意味記憶」、体で覚えるスキルを指す「手続き記憶」、無意識に行動に影響する「プライミング記憶」などがあります。
ここからは、それぞれの記憶の特徴について、詳しく見ていきましょう。
短期記憶
新しい情報が脳に伝達されると、まずは海馬に一時的に保持されます。海馬はその情報を長期間残しておくべきか、それとも一定期間が過ぎたら消去してよいかを判断します。
短期記憶とは、この過程の中で「一時的に保持され、やがて消去される情報」を指します。保持期間は数秒から数日程度とされ、必要がなくなれば自然に忘れられていきます。
短期記憶の中には、ワーキングメモリ(作業記憶)と呼ばれるものがあります。これは数秒から数時間程度のごく短い間だけ情報を保持する仕組みで、たとえば「その場で聞いた電話番号を一時的に覚えて、メモした後には忘れてしまう」といったケースが代表例です。
長期記憶
海馬に送られた情報のうち、長期間保持する必要があると判断されたものは、大脳皮質に送られて時間をかけて定着します。こうして数か月から数十年にわたって保持されるものを長期記憶と呼びます。
長期記憶は、言葉で説明ができる陳述的記憶(エピソード記憶・意味記憶)と、言葉で言い表せられない非陳述記憶(手続き記憶・プライミング記憶)の二つに分類されます。
エピソード記憶
エピソード記憶とは、長期記憶の中でも「陳述的記憶」に分類されるもので、特定の経験や出来事を記録します。
たとえば「修学旅行で京都に行ったときに食べたアイスが美味しかった」「自分の結婚式の会場から見た景色がとても美しかった」といったような、「いつ・どこで・だれが」といった具体的な状況と、そのときの感情まで一緒に残されるのが特徴です。

画像素材:PIXTA意味記憶
意味記憶とは、陳述的記憶の一種で、個人の経験に依存せず、学習や知識として蓄えられる記憶のことです。
たとえば「関ヶ原の戦いは西暦1600年に起こった」「緑茶と紅茶は同じ茶葉から作られる」などといった歴史的事実や科学的な法則、概念などが含まれます。
エピソード記憶が「体験や感情と結びついた記憶」であるのに対し、意味記憶は体験や感情を伴わないのが特徴です。
手続き記憶
手続き記憶とは、長期記憶のうち「非陳述記憶」に分類されるもので、言葉で説明するのが難しい記憶のひとつです。走ること(走行)、楽器の演奏、スポーツの動作、車の運転など、繰り返し練習を重ねることで身につくスキルがこれにあたります。
手続き記憶は、反復によって脳に定着するため、一度身についた記憶は忘れにくいとされています。「子供の頃に練習した逆上がりが大人になってもできる」といった現象がその代表例です。
また、手続き記憶は「体で覚える記憶」とも呼ばれ、他人に言葉で詳しく説明することが難しく、実際に体験しなければ習得できないという特徴があります。
プライミング記憶
プライミング記憶とは、私たちが意識しないうちに蓄積され、現在の認知や行動に影響を及ぼす記憶のことです。手続き記憶と同様に、非陳述記憶に分類されます。
たとえば、ある単語やイメージに触れると、それに関連した情報を無意識のうちに思い出しやすくなることがあります。文章を読む際に、「キャベシ→キャベツ」「ユーフォニム→ユーフォニアム」と補完できるのはプライミング記憶の働きによるものです。また、広告で見た商品名を無意識に選んでしまうといった行動も、プライミング記憶の影響とされています。
記憶障害とは
記憶障害とは、「新しい情報を覚える(記銘)」「一定期間保持する(貯蔵)」「必要なときに思い出す(想起)」という記憶のプロセスの一部、またはすべてがうまく機能しなくなる状態を指します。その結果、「新しいことを覚えられない」「直前の出来事を保持できない」「過去の出来事を思い出しにくい」といった症状があらわれます。
記憶障害の原因はさまざまで、症状も一様ではありません。脳そのものの障害や疾患から引き起こされるケースもあれば、身体の不調や病気が関係しているケースも見られます。脳も身体の一部であるため、全身の健康状態が記憶機能に影響を及ぼすことがあるのです。
さらに、加齢に伴って脳は少しずつ萎縮し、容量が減少することで記憶力が低下することも知られています。

画像素材:PIXTAもの忘れとの違い
もの忘れは、多くの場合は誰にでも起こる自然な現象です。たとえば「忘れている自覚がある」「時間が経てば思い出せる」「きっかけがあれば想起できる」のであればそこまで心配はありません。
一方で記憶障害は、忘れていることへの自覚が乏しく、日時や場所といった基本的な情報さえ失ってしまうことがあります。その結果、生活や社会活動に支障が出ることも少なくありません。
両者を見分ける大きなポイントは、「自覚の有無」「思い出せるかどうか」「見当識(日時や場所の把握)の異常があるかどうか」です。これらの点を確認することで、自然なもの忘れか、それとも注意が必要な記憶障害かを判断する目安となります。
記憶障害が起こる原因
脳は身体の一部であるため、脳そのものに異常がなくても、身体の病気や不調、精神的な問題によって記憶障害が起こることがあります。
とはいえ、一般的に記憶障害は脳の病気やトラブルによって引き起こされるケースが多いとされています。特に高齢になると、加齢による脳の萎縮にともない記憶をはじめとした脳機能の低下は避けられません。しかし、「歳のせいだから」と楽観視していると、認知症などの重要なサインを見逃してしまう可能性もあります。
さらに、生活習慣病やうつ病などを抱えている場合も、記憶障害につながりやすいことが知られています。「新しいことを覚えにくい」「昔の出来事を思い出しにくい」と感じる場合、以下のような原因が関係している可能性があります。
精神的要因(うつ病・ストレスなど)
記憶は精神的な状態に大きく左右される機能です。うつ病や強いストレスによって、一時的に記憶障害が起こることもあります。
特に過度なストレスは、脳の働きを圧迫して注意を分散させにくくし、新しい情報を覚える力(記銘)や、過去の出来事を思い出す力(想起)を妨げます。その結果、「新しいことが覚えられない」「思い出せない」といった状態になりやすくなります。
また、ストレスが長期化すると、うつ病へと発展することも少なくありません。ストレスとうつは連鎖的に影響し合い、さらに他の病気のきっかけになることもあるため注意が必要です。
精神的な要因による記憶障害の特徴としては、本人が自覚していることが多く、最近の重要な出来事は比較的忘れにくいという点が挙げられます。
アルコールによる影響
過剰な飲酒は、記憶機能に直接的な影響を及ぼします。代表的なのが「ブラックアウト」と呼ばれる現象で、酩酊時の出来事を覚えていない状態を指します。特に多いのは「部分的ブラックアウト」と呼ばれるもので、一部の時間帯の記憶が抜け落ち、出来事を断片的にしか思い出せなくなります。
アルコールを過剰に摂取すると、ブラックアウトのような一時的な記憶障害だけでなく、神経に深刻な障害を及ぼすことがあります。具体的には、アルコール性認知症や急性アルコール中毒など、重い後遺症につながる病気のリスクが高まります。さらに、アルコールは肝臓や神経系を含めた全身に悪影響を与えるため、その結果として二次的に記憶障害を引き起こす場合もあります。

画像素材:PIXTA身体疾患による脳機能低下
身体と脳は密接に関わっているため、身体の不調が脳機能に影響を及ぼし、記憶障害につながることは珍しくありません。
たとえば、甲状腺ホルモンの分泌が低下する「甲状腺機能障害」や、動物性食品の不足や吸収不良によって起こる「ビタミンB12欠乏症(悪性貧血)」は、記憶障害の原因となることがあります。
また、脳への血流が一時的に途絶える心停止や、HIV感染症によって脳が直接ダメージを受ける場合にも、記憶障害があらわれることがあります。
脳の損傷や疾患(脳梗塞・外傷など)
脳血管障害や外傷などによる脳の損傷も記憶障害を引き起こす大きな要因です。
たとえば、脳梗塞やくも膜下出血では、脳の血管が詰まったり破れたりすることで、記憶を含む認知機能全般に影響があらわれます。脳腫瘍などの病気でも、周囲の組織が圧迫されることで記憶機能が低下することがあります。
また、事故やスポーツなどで頭部に強い衝撃を受けると、脳に損傷が生じて記憶障害を引き起こすことがあります。損傷した部位によって症状は異なり、記憶障害にとどまらず、重い後遺症を残すケースも少なくありません。
神経疾患(アルツハイマー病など)
アルツハイマー病は、日本人に最も多い認知症であるアルツハイマー型認知症の原因疾患です。
アルツハイマー病では、本来は除去されるはずの異常たんぱく質(アミロイドβやタウたんぱくなど)が神経細胞に過剰に蓄積します。その結果、周囲の神経細胞が死滅し、記憶機能をはじめとした認知機能全般に障害が生じます。
こうした脳や神経が侵される病気を「神経疾患」と呼びます。代表的なものには、アルツハイマー病のほかにレビー小体病があります。レビー小体病では、大脳皮質周辺にレビー小体と呼ばれる異常たんぱく質が蓄積し、記憶障害や見えないものが見える幻視、手の震えなどのパーキンソン症状を引き起こし、生活に大きな影響を及ぼすことがあります。
記憶障害と認知症の違い
認知症は特定の病名ではなく、脳の病気や身体のトラブルによって認知機能が低下し、日常生活や社会生活に支障が出ている状態の総称です。
一方、記憶障害は「覚える・保持する・思い出す」という記憶のプロセスの一部に問題が生じる状態を指します。両者は無関係ではなく、記憶障害が進行して日常生活に支障を及ぼす段階に至ると、医師によって「認知症」と診断されます。
診断の際には、その原因に応じて「脳血管性認知症」「アルツハイマー型認知症」「アルコール性認知症」などに分類されます。つまり、記憶障害は認知症の前段階や一部の症状としてあらわれることがあり、両者は密接に関連しているのです。
記憶障害の予防方法
ここまで、記憶障害の基本的な情報や原因について見てきました。ここからは、記憶障害を予防するために日常生活で実践できる方法を紹介します。
基本的には、毎日の健康づくりそのものが記憶障害の予防につながります。たとえ今は不安がなくても、早めに生活習慣を整えることが、将来の健康を守るための「健康投資」となり、認知症などの予防にもつながります。
ここでは、誰でも取り入れやすい方法を中心にまとめています。できることから少しずつ取り入れて、将来に備えていきましょう。
健康的な食事生活
脳はもちろん、身体全体の基盤をつくるのは日々の食事です。食事内容が偏ると、脳のはたらきにも影響が出やすくなります。
食事に関する情報は常に更新されているため、古い知識や思い込みにとらわれず、最新の知見を取り入れることが大切です。必要なカロリーや栄養素は年齢・性別・生活習慣によって異なります。
もしかすると、今の食生活ではカロリーの過不足や栄養の偏りがあるかもしれません。自分の体調や生活リズムを確認しながら、必要な栄養とその摂り方について知り、バランスの良い食生活を心がけることが、記憶障害の予防にもつながります。

画像素材:PIXTA生活習慣の改善
生活リズムが乱れると、睡眠の質の低下や、食欲が安定しないなどの影響が出ます。これらは脳や全身の健康に関わる重要な要素であり、結果として記憶機能の低下につながることもあります。
快適な生活リズムをつくるためには、規則正しい睡眠(寝る時間・起きる時間を一定に保つ)、適度に外出すること(運動やリフレッシュ効果を得る)が大切です。
まずは、就寝時間・起床時間を決める、買い物や散歩など適度に外出できる機会を日々のルーチンに組み込む、などからはじめてみましょう。
適切なアルコール量を守る
適度な飲酒は気分転換に役立ちますが、過度なアルコール摂取はアルコール性認知症や急性アルコール中毒などのリスクを高めます。
また、酩酊状態での転倒や事故によって後遺症が残るケースも少なくありません。 完全に禁酒する必要はありませんが、1日あたり日本酒1合(純アルコール10g程度)を目安に適量を楽しむことが望ましいとされています。もし飲酒がコントロールできない、あるいはやめられないと感じる場合は、早めに専門医へ相談することが大切です。
定期的に健診を受ける
ある程度の年齢になると、さまざまな不調が出てくることがあります。不調は身体からのサインでもあるため、そのサインを見逃さないように、定期的に健診を受けることが大切です。
学校や会社で行われる健康診断をきちんと受けることに加え、歯科・眼科・耳鼻科の健診も定期的に受けましょう。歯や目、耳は生活の基盤を支える大切な器官です。異常を放置すると脳機能にも影響が及ぶことがあります。
歯科は3か月に1度、眼科や耳鼻科は年に1度を目安に受診するのが望ましいとされています。
ストレスをためない環境づくり
ストレスは心身の健康を損なうだけでなく、間接的に記憶障害を招く要因にもなります。そのため、日常的にストレスをためない・解消しやすい環境を整えることが大切です。
ストレス解消の方法は人によって異なるため、まずは自分の状態を理解し、自分に合った方法を見つけることが大切です。
趣味や運動、リラックス法を取り入れるほか、必要に応じて専門のカウンセラーに相談するのも有効です。無理せず、自分に合った方法でストレス対策をおこなうことが、記憶障害の予防にもつながります。
まとめ
今回は記憶障害について、原因や症状、そして予防のポイントを解説しました。
誰しも加齢にともなう脳機能の低下はありますが、自然な範囲のもの忘れと、注意が必要な記憶障害を見分けることが大切です。些細なサインを見逃さず、日頃から自分や家族の健康状態に目を向けることが予防につながります。
しかし、脳の健康状態は目に見えにくく、トラブルが生じていてもなかなか自覚しづらいものです。そこで役立つのが『認知症と向き合う365』です。このサービスでは、認知機能の定期的なセルフチェックに加え、AIがMRI画像を解析して脳の状態を数値化する「BrainSuite®」がセットになっているので、脳の変化を早期に把握しやすくなります。
脳の健康を守るための取り組みが、将来の健やかな日々を守る取り組みにもなります。できることから少しずつ取り入れ、積み重ねていきましょう。
- 画像素材:PIXTA
【参考文献(ウェブサイト)】
- 厚生労働省(n.d.). 「食事バランスガイド」について. [オンライン]. 2025年9月9日アクセス,
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【参考文献(電子ジャーナル)】
- 鈴木裕(2021). 「アルコールと神経障害」. 日大医誌, 70(3), 150-154.
https://www.jstage.jst.go.jp/article/numa/70/3/70_3_150/_pdf/-char/ja
【参考文献(書籍)】
- 朝田隆(2023). 認知症グレーゾーンからUターンした人がやっていること. アスコム.
- 加藤俊徳(2021). ビジュアル図解 脳のしくみがわかる本. メイツ出版.
- 長尾和宏(2023). コロナと認知症~進行を止めるために今日からできること~. ブックマン
この記事の監修者
佐藤俊彦 医師
福島県立医科大学卒業。日本医科大学付属第一病院、獨協医科大学病院、鷲谷病院での勤務を経て、1997年に「宇都宮セントラルクリニック」を開院。
最新の医療機器やAIをいち早く取り入れ、「画像診断」によるがんの超早期発見に注力、2003年には、栃木県内初のPET装置を導入し、県内初の会員制のメディカル倶楽部を創設。
新たに 2023年春には東京世田谷でも同様の画像診断センター「セントラルクリニック世田谷」を開院。
著書に『ステージ4でもあきらめない 代謝と栄養でがんに挑む』(幻冬舎)『一生病気にならない 免疫力のスイッチ』(PHP研究所)など多数。
